預り金

預り金とは、役員・従業員・取引先などが負担すべきお金を、支払う前に会社が一時的に預かったときに使う勘定科目のこと。預り金は、その後本人に返金される場合や、第三者への支払いに充てられる場合がある。

立替金や前受金との違い
立替金とは、役員・従業員・取引先などが負担すべきお金を会社が一時的に立て替えて支払った時に使う勘定科目のこと。預り金と立替金はお金の負担者が異なる。

預り金:お金を出したのは負担すべき本人
立替金:お金を出したのは会社

在庫が増えれば利益が増える?

売上−売上原価=売上総利益

売上原価=期首在庫高+仕入−期末在庫高

売上原価=仕入+期首在庫高−期末在庫高

売上−仕入+期首在庫高−期末在庫高=売上総利益

在庫が増えれば、利益は上がるがその分仕入上がるので、本来なら相殺される。

在庫高だけ見ていると、在庫が増えれば利益は上がるように見える

 

仮受金

「仮受金」は内容が不明な入金や送金を「仮」で振り分ける勘定科目です。内容不明とは入金・送金された金額の正確な内訳が不明、入金された理由が不明、といった場合を指します。具体的な例は「取引先から入金があったにも関わらず、該当する請求書が不明」というものです。

仮受金は正しい勘定科目が把握できていない時に一時的に使用するものであり、後々正しい勘定科目に振替処理する義務があります。また、これに似た勘定科目の「仮払金」も使途不明な支払費用を一時的に仕訳するもので、これも正しい勘定科目に振替処理しなければなりません。

仮受金は貸借対照表にある負債の部の流動資産「その他」に区分され、ここには混同されやすい勘定科目「前受金」も含まれています。前受金は販売した商品代金の一部又は全てを前もって受け取った際に使用する勘定科目です。したがって、内容が把握できている前受金と内容不明の仮受金では科目が明確に異なることがわかります。

決算書に仮受金が残ったままになっていると、税務署は「その仮受金は売上として計上すべき科目なのでは」と疑います。取引先は商品の売上代金として支払っているにも関わらず、自社では入金を内容不明の仮受金として計上していたと仮定します。この原因が、請求書が未発行になっていただけで商品は確かに取引先が受領していたとすると、この仮受金は本来は売上として処理すべき金額です。

仕掛品とは(サービス業)

仕掛品とは
役務原価となる前の費用は仕掛品勘定で仕訳を切ります。費用を前述した役務原価に繰り入れることができるのは、役務収益としてサービスの役務提供が完了したときです。それ以前は、仕掛品勘定を利用することになります。開講前の講座のテキスト代や、ツアー旅行前の航空券代などが考えられます。

サービスとしてまだ提供が完了していないため、商品取引であるところの未完成品と考えられます。そのため、仕掛品勘定を利用することになります。

一人あたりの営業利益

給料が上がりやすいのは、一人あたりの営業利益が高いほど上がりやすい。

平均年収500万の人は、一人あたりの営業利益が415万

平均年収が1000万になると、一人あたりの営業利益は1100万になる。

給料を上げて欲しければ、一人あたりの営業利益を上げないといけない。

株式発行

・株式を発行した時、払込金額の2分の1を資本金として残りを資本準備金に出来る。資本金を少なくすることで、税制上有利になる。
・株式を割り当てる前に受け取ったお金は「株式申込証拠金」とする。また、申込証拠金として振り込まれた現金や預金は「別段預金」(資産)にする。どちらもまだ確定しておらず、返す可能性もあるため、資本や当座預金にはしない。
・「株式交付費」・・・会社設立後に株式の発行にかかった費用
・「創立費」・・・会社設立時の株式発行費用
・「利益準備金の積み立て額の計算」
1,資本金✕1/4-(資本準備金+利益準備金
2,株主配当金✕1/10